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2016年01月06日お知らせ

高千穂郷・椎葉山地域 世界農業遺産認定

平成27年12月15日、国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産に「高千穂郷・椎葉山地域」が認定されました。

高千穂郷・椎葉山の農林業は我々の暮らしの根本を支える森林を保全管理し、棚田などの地域の美しい景観を形成するとともに、世界でも貴重な伝統文化、生活様式を受け継いでおり、このような農山村の文化が世界的に認められました。独特の農林文化・伝統文化が息づいているこの高千穂郷・椎葉山地域にぜひお越し下さい。

■高千穂郷・椎葉山地域の認定概要
険しく平地が少ない山間地において、針葉樹と広葉樹で構成されるモザイク林等による森林保全管理、伝統的な焼畑農業、急斜面に築かれた500km超の水路網を有する棚田の米作りなどの複合的農林業システムと神楽など特色ある伝統文化を継承。

世界農業遺産・・・農林水産省ホームページ

西臼杵支庁 世界農業遺産特集ページ


■世界農業遺産とは・・・世界農業遺産(GIAHS: Globally Important Agricultural Heritage Systems、ジアス)とは、社会や環境に適応しながら何世代にもわたり発達し、形づくられてきた農業上の土地利用、伝統的な農業とそれに関わって育まれた文化、景観、生物多様性に富んだ、世界的に重要な地域を次世代へ継承することを目的に、国連食糧農業機関(FAO)が2002年(平成14年)から開始したプログラムです。

高千穂郷・椎葉山地域 世界農業遺産認定

山腹水路網

高千穂郷・椎葉山地域は、標高が高い傾斜地にあるため、水の確保に苦労していました。そのため人々は、より標高が高く、数十キロメートルも離れた山奥に水源を求め、急峻な山腹に「山腹水路」を建設して、水を確保しました。先人の多大な努力により、現在では総延長500㎞以上の山腹水路網と1,800haを超す棚田が造成され、日本を代表する棚田地域のひとつです。

高千穂郷・椎葉山地域 世界農業遺産認定

伝統的な農林業・伝統文化

シイタケ栽培、山茶からの伝統と日本一の生産量を誇る釜炒り茶、地域で採種した粗飼料を与え少頭数を大切に育てる伝統を受け継ぐ和牛生産など、山間地の環境で育まれた、特徴的な農林業を維持しています。また、農林業を通じて育まれた地域連携の中で、長い伝統を持つ様々な「神楽」が伝えられています。

高千穂郷・椎葉山地域 世界農業遺産認定