高千穂の神話
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高千穂と言えば日本神話ゆかりの地。
天岩戸、天安河原、くしふるの峰など神話の
舞台と伝えられる地と神々を祀る神社が数多
く存在します。
また、古事記、日本書紀に描かれている物語
は、高天原神話、出雲神話、日向神話の3つ
の物語で構成されており、高千穂は高天原神
話・日向神話の舞台となっています。
神々が天上界から
地上に降り立った、
天孫降臨の地。
神話・伝説 MYTH AND LORE
高千穂の2つの神話 MYTH
高天原神話と日向神話。高千穂には古くから伝わる2つの神話があります。
天照大神が隠れ
世の中は闇に、
八百万の神々が集った。
あまのいわとしんわ 天岩戸神話
撮影ポイント
弟である「素盞鳴尊」の荒ぶりに怒った太陽神「天照大神」が岩戸に隠れたので、世の中は闇に包まれ数々の災いが起こってしまいます。
そこで困った八百万の神々は天安河原に集って相談をし、岩戸の前で宴を開き、踊り手の名手「天鈿女命」が面白おかしく舞う度に歓声が上がりました。その様子が気になった天照大神は岩戸を少し開けてそっと覗いたその瞬間、力自慢の「手力雄命」が岩戸を押し開け天照大神を外に連れ出したことで、世界は光を取り戻したといわれています。
天孫降臨の地、
くしふるの峰。
てんそんこうりんしんわ 天孫降臨神話
天照大神は地上があまりにも乱れてきたので、孫である瓊々杵尊に治めさせようと降臨を命じます。天児屋命、天太玉命をはじめとする神々とともに、瓊々杵尊は幾重にもたなびく厚い雲を押し分けて高千穂のくしふるの峰に降り立ったのです。
くしふるじんじゃ 槵觸神社
記紀神話で「天孫降臨」の地として伝わる「槵觸の峰」にある槵觸神社です。昔から神山として崇めらえ、高千穂八十八社の一つでした。その後、江戸時代の社殿を建立しました。
古事記の一文に「筑紫日向高千穂之久士布流多気に天り坐しき」と書かれており、古くは「槵觸の峰」を御神体としてお祀りしていましたが、元禄7年(1694年)社殿を建立しました。
くしふるの峰に鎮座する
槵觸神社。
天孫降臨の国譲りに際して御祭神の武甕槌神と健御名方神が行なった力比べが相撲の始まりと伝わっており古来より武道の神として信仰され、境内には相撲の土俵があります。
高千穂に伝わる伝説 LORE
きはちでんせつ きはちづか くびづか 鬼八伝説 鬼八塚・首塚
神武天皇の兄、三毛人野命は東征の途中で高千穂に戻って悪行を働いていた鬼八を退治します。しかし鬼八は強い魔力で一夜にして蘇ったため身体を頭・胴・手足の三つに切り離し別々に埋めました。鬼八が埋葬されたとされる鬼八塚は「胴塚」「首塚」「手足塚」として今も残っています。
語り継がれる
三毛入野命の鬼八退治。
歴史民俗資料館
高千穂に残された神話・伝説の史跡や古代遺跡古文書、民族文化財など約10,000点の文化遺産が収集、保管展示されています。
料金 | 高校生以上:200円(150円)、小・中学生100円(50円) ※()は団体料金(20名以上) |
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住所 | 宮崎県西臼杵群高千穂町大字三田井1515 Google Maps |
営業 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館 | 12月28日~1月3日まで |
TEL | 0982-72-6139 |
神話史跡のご紹介 HISTORIC SITE
槵觸神社周辺には神話にゆかりのある史跡が点在しています。